猫と英語と後鼻漏

中学英語から独学で学び、現在、英検1級挑戦中。テキストの紹介や後鼻漏の話などをしています。読書や映画の話なども。

助動詞【英語】

助動詞を理解するために参考にしている本

一通り文法を学んだ後に読んだ本。

”ニュアンス”を読み取るためには、法助動詞の勉強は不可欠だと思う。

『法助動詞の底力』 安武内 ひろし(あぶない ひろし)著

ときどき引っ張り出してきては、各章の最後にある「まとめの確認問題」をやって、間違えた所の解説を読んだりしている。

タイトル通り、法助動詞について書かれている本。

ちなみに、なんで「助動詞」ではなく「法助動詞」かという説明も本書の12ページに詳しい説明があるが、ざっくり言うと話者の気持ち、感覚などを表すのが「法助動詞」らしい。

だからこの「法助動詞」をマスターしないと、相手が発しているニュアンスも分からないし、こちらも微妙な気持ちを表現できないことになる。

(この「法助動詞」という言葉も、この本で初めて知った。)

この本では、お馴染みの法助動詞
〈can/could/may/might/should/ shall/will/would/must/have to/have got to〉について説明している。

表紙に書かれている【文法書ではわからない微妙な使い分けが満載!】は伊達じゃなくて、例えば裏表紙の問題、

1. It (can/could) snow late this evening.

「今晩遅く雪が降るかもしれない」

2. It (can/could) snow even in a desert.

「砂漠でも雪が降るかもしれない」

(問題の答えと解説は、本紙の33ページ〜に記載)

この"can"の使い方も本を読むまで知らなかった。

もちろん、他の助動詞についてもまた然り。

もっと「法助動詞」を知りたい、使いこなしたいという方におすすめ。