【うちの猫のこと】猫のおもちゃ
うち猫のこと(ムム/おもちゃ編)
ムムは遊ぶことが大好き。
食べることや、寝ることよりも好きだと思う。
今は紐をふれば満足してくれるが、3歳くらいまでは本当にムムと遊ぶことが大変だった。
なにが大変かというと、遊びが大好きだけど、ひとり遊びはしないし、もう一匹の猫とも遊ばない。
必ず人間に相手をさせる。
それにすぐおもちゃに飽きるから「もうそのじゃらしは飽きたニャ。違うのがいいニャ」とか言い出す。
遊びたいけどこのおもちゃじゃ嫌だいうムムに、人間が「今はこれしかないよ。嫌なら遊ばないよ」と言っても絶対に譲らない。
人間がなんとか工夫して猫じゃらしを振るまで「ニャッ」「ニャーッ」と人間の目を見てずっと鳴き続ける。
だからペットショップや通販でムム好みのおもちゃを探し、なにも手に入らない時はなんとかアイデアをひねり出して遊んだ。
じゃらしは今あるものしかないから、マットレスや布団でアスレチック風にしてみたり、部屋を薄暗くしてみたりした。
猫のおもちゃを探しまくっている時期に知ったのが、「猫の家 くるくる」さんのおもちゃ。
本当に、ここのおもちゃには助けられた。
安いし、頑丈だし、猫にウケるし。
もちろん猫によって好みがあるから、遊んでくれないものある。
それでも猫の好みを押さえて選べば、だいたい遊んでくれた。
今は紐で遊ぶことの方が好きみたいだから、猫じゃらしは出番なしだが、もう一匹の猫(ネネ)は”猫の家”さんのじゃらしが今も大好き。
ムムは”猫の家”さんの「くるくるピー倅(せがれ)じゃらし」が大好きだった。超飛んだ。
他の商品だと”ペッツルート”さんの「かしゃかしゃブンブン」とか、”キャティーマン”さんの「じゃれ猫」シリーズとか夢中になって遊んでた。
興味のある方の為に、”猫の家”さんのURLを貼っておきます。
(自分が購入した感じだと、発売と同時に売り切れることが多く、ソールドアウトが多いみたいです)
タイム・リープ あしたはきのう/高畑 京一郎著【タイムリープもの】
タイムリープもの
タイム・リープ あしたはきのう/高畑 京一郎著
主人公の翔香(しょうか)はいつもどおりに起きて学校に行き授業を受けるが、あることに困惑する。
翔香にとって”今日”は月曜日のはずなのに、授業内容も火曜日のものだし、クラスメートも”今日”は火曜日だというのだ。
月曜日の記憶がない翔香は、友達に「自分は昨日、学校に来たか」尋ねたところ「来た」という。
混乱しながら帰宅した翔香はなにか記してないかと日記をめくる。
日記には自分の筆跡で”クラスメートの若松君に相談しろ”と書いてある。
親しくもないクラスメートの名前が出てきてますます混乱する翔香だったが、日記の内容にしたがい翔香は若松君に話しかける。
非常に面白いタイムリープもの。
タイムリープものでよくある毎日”今日”をくり返すパターンではなく、あるきっかけでランダムに時間を行き来する設定がおもしろい。
混乱しそうな設定なのに、若松君を通して読者にタイムリープの設定を説明しているのでストレスなく読めた。
伏線がたくさんあり上下巻読み終わった後、また上巻に戻って「そうゆうことか!」と楽しむことができる小説。
タイムリープものが好きな方におすすめです。
【読書】慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件/木村盛武著【ヒグマによる被害】
慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 木村盛武著
大正4年(1915)に北海道の苫前村三毛別(とままえむらさんけべつ)の開拓地で起こった人喰い羆のはなし。
著者は1920年札幌生まれ。
林務官として働きながら、三毛別事件の被害者や遺族、討伐隊に参加した人たちから話を聞く。
関係者から証言を集め「獣害史最大の惨劇苫前羆事件」を発表したのが事件から50年経過した昭和40年。
著者が発表した「獣害史最大の惨劇苫前羆事件」を読んだ作家や脚本家たちによって、この惨劇は文芸作品となり大正時代に起こった事件が今なお伝承されている。
本書では、第一部で三毛別事件の詳細が書かれている。
小説のように書いてあり、とても読みやすい(怖いけれど)。
第一部の最後で事件を丁寧に検証している。
第二部はヒグマとの遭遇について書かれている。
個人的に特に恐ろしかったのは1938年に著者が北千島で遭遇した人喰いヒグマのはなしである。
著者は食害中のヒグマと遭遇。
その時の遺体の描写が恐ろしかった。
三毛別事件や著者の体験談の他にも、有名な動物写真家、星野道夫氏の事件や福岡大学ワンゲル部員の事件、その他のヒグマ事件などが載っている。
恐怖心を煽るように書かれた本ではなく、多くのヒグマ事件を通してヒグマの習性を知ることで、犠牲者を減らすことを目的として書かれた本だと思う。
ヒグマによる人身被害について知りたい方におすすめの本です。
【サメ映画】ロスト・バケーション
サメ映画
ロスト・バケーション(原題:The shallows) 2016年制作のアメリカ映画
原題の”The shallows”は「浅瀬」のこと。
舞台はメキシコの美しいビーチ、主人公は医学生のナンシー。
観光客が来ない穴場のビーチでサーフィンを楽しむナンシーだが、巨大なサメに脚を噛まれてしまう。
なんとか岩礁に上がるナンシーだが、この小さな岩は潮が満ちれば海の下になってしまう。
サメはその時を待ってナンシーの周りをぐるぐる回っている(岩礁が多く満潮にならないとナンシーに近づけないのだ)。
時間とともに体力を消耗していくナンシー。
潮が満ちる前に近くのブイ(灯浮標)まで泳ぎ一息つくナンシーだが、サメは執拗にナンシーを狙い続ける。
面白いサメ映画。
ビーチと主人公がとても綺麗。
サメ映画がお好きな人におすすめです。
【読書】大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌/辨野義己著
大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌 辨野義己(べんのよしみ)著
辨野義己さんの”大便通”を読んだ。
”べんのよしみ”というから、てっきりペンネームかと思ったら本名だと言う。これに一番驚いた。
知らないことだらけでだったので勉強になったし、腸内細菌の話は特におもしろかった。
悪玉菌と善玉菌はよく聞くが、まさか日和見菌がいるとは思わなかった(もちろん正式名称ではなく、その特性から呼ばれている名前)。
この日和見菌は常に「勝ち馬に乗る」性質で、食生活が悪かったりして悪玉菌が増えると日和見菌たちは悪玉菌と組むらしい。
だから常に善玉菌を優勢にすることが大事。
本の中には”いいうんこ”を出すための食生活のポイントや、著者の”肉だけ生活40日間”の実験などが書いてある。
便や腸内細菌について知りたい方におすすめの本。
目次
序章 私はなぜ「大便通」になったのかー大便研究の目的
第一章 大便は何でできているのかー善玉菌と悪玉菌
第二章 腸高齢化社会ニッポンー便秘はなぜよくないのか
第三章 大腸は病気の発生源
第四章 腸内細菌研究の最前線
第五章 これであなたにも「大便通」が訪れるー腸内環境をコントロールする食生活