【読書】大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌/辨野義己著
大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌 辨野義己(べんのよしみ)著
辨野義己さんの”大便通”を読んだ。
”べんのよしみ”というから、てっきりペンネームかと思ったら本名だと言う。これに一番驚いた。
知らないことだらけでだったので勉強になったし、腸内細菌の話は特におもしろかった。
悪玉菌と善玉菌はよく聞くが、まさか日和見菌がいるとは思わなかった(もちろん正式名称ではなく、その特性から呼ばれている名前)。
この日和見菌は常に「勝ち馬に乗る」性質で、食生活が悪かったりして悪玉菌が増えると日和見菌たちは悪玉菌と組むらしい。
だから常に善玉菌を優勢にすることが大事。
本の中には”いいうんこ”を出すための食生活のポイントや、著者の”肉だけ生活40日間”の実験などが書いてある。
便や腸内細菌について知りたい方におすすめの本。
目次
序章 私はなぜ「大便通」になったのかー大便研究の目的
第一章 大便は何でできているのかー善玉菌と悪玉菌
第二章 腸高齢化社会ニッポンー便秘はなぜよくないのか
第三章 大腸は病気の発生源
第四章 腸内細菌研究の最前線
第五章 これであなたにも「大便通」が訪れるー腸内環境をコントロールする食生活