パニック小説
死都日本 石黒 耀(いしぐろ あきら)著
もし今、火山が大噴火(南九州を壊滅させるくらいの規模)をおこしたらどうなるのか…
この小説では、霧島火山帯にある加久藤カルデラで破局的噴火が起こり日本は未曾有の事態に直面する。
南九州は火砕流に襲われ、北海道と沖縄以外は降灰の被害を受ける。
円は売られ株は下がり、中国軍は不穏な動きを見せる。
大噴火のあとに起こる寒冷化による農作物の不作。
穀物価格の高騰と円の暴落。
日本はどうやってこの危機を乗り切るのか。
おもしろいパニック小説。
特に火山好きのかたにおすすめです。