【小説を読もう!】いつか陛下に愛を/朝野 りょう著
「小説を読もう!」サイトに掲載されている個人的に好きな小説。
いつか陛下に愛を/朝野 りょう著
著者による作品紹介から引用
”異世界トリップしたところ、そこは、黒髪がいない世界だった。珍しいものとして隣国の王への貢ぎ物として後宮にさしだされてしまった。マイペースな女が言葉もわからない世界の後宮で生き延びて行こうとする。あくまで、マイペースに。
ラブ、コメディが薄く軽~く入っています。疲れなくて軽~い読み物を好む人向けです。威張ってた陛下が、マイペースな女に振り回されて、ヘタれる的な話です。”
金髪碧眼、美男美女の世界で生きることになった、女性の物語。
後宮に貢物として献上されたなんて、不幸の匂いがぷんぷんするけど、主人公のマイペースな性格のおかげで暗い話にはならない。
暗いのはむしろ陛下で、ネガティブな性格の描写が、主人公の呑気な性格と真逆で読んでいておもしろい。
主人公の視点と、陛下の視点で書かれているのも読んでいて楽しい。
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