【読書】誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?/牧田 寛著
誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?/牧田 寛著
新型コロナウイルスについて、基礎知識を知りたくて読んだ本。
マスク、アルコール消毒、ワクチン、検疫、検査など基本的な事柄が網羅されている。
「アルファ株やらデルタ株やら侵入してるけど、検疫が機能していれば防げたんじゃないの?」と疑問に思っていたので、まず最初に第9章「検疫で何が起きているのか」を読んだ。
大体自分が想像していたことが、書いてあった(つまり検疫に穴が空いていた)。
どういった”穴”なのか、他国の検疫はどうなっているのか、などが書いてあり勉強になる。
まあワクチン接種も進んできて、空港検疫は条件付きで緩和するとかのニュースもあるので、検疫も状況に応じて変わるんだろうけど、ワクチンが効きにくい変異株が海外で出現した時には、検疫を強化し、アルファ株やデルタ株の時と同じ轍を踏まないで欲しいと強く願う。
空港検疫について、著者が書いてある記事(日刊SPA!)をリンクしておく。
リンク先:日刊SPA!の公式サイト