猫と英語と後鼻漏

中学英語から独学で学び、現在、英検1級挑戦中。テキストの紹介や後鼻漏の話などをしています。読書や映画の話なども。

【読書】民間人のための戦場行動マニュアル

民間人のための戦場行動マニュアル ㈱S&T OUTCOMES著、 川口 拓著

”もしも戦争に巻き込まれたら、あなたは生き残る方法を知っていますか?”
(本書のカバーより引用)

この本は戦争、占領時の行動マニュアルなんだけど、読んだ感想は…「もし本当にそんな状況になったら生き残れる気がしない」だけ。

自分の住んでる地域が戦地になる設定なんだけど、占領なんか怖すぎる。


いちばん興味深く読んだのは、”恐るべきNBC兵器”のところ。

”N”は核兵器、”B”は生物兵器、”C”は化学兵器

「核戦争の危機」とか「化学兵器を使用」のニュースを見るたびに怖かったが、具体的にはどんなことが起きるのか、どんな種類があるのか知らなかった。

核兵器といったら「はだしのゲン」だし、化学兵器も真っ先に思い浮かぶのはオウム真理教の事件。

なのでNBC兵器の説明は勉強になったし、恐ろしさで震え上がった。

あと占領下での生活についても書かれているのだが、これも怖すぎる。

国際法で禁止されているから、民間人には攻撃しません」とか都合のいい話はないだろうし…

この本には生き残るための技術とか心構えとか、たくさん書いてあるので興味のある人にいいと思う。

 

コンテンツ

ステージ1 開戦前

ステージ2 ゲリラ攻撃とテロリズム

ステージ3 開戦

ステージ4 占領

ステージ5 戦場を生き抜く技術